① 高齢者185名(74±8歳、試験群93名)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、L-オルニチン(L-オルニチンオキソグルタル酸塩)を10g/日、2か月間摂取させたところ、体重増加など栄養状態の改善、食欲指数、QOLの改善が認めらえれたという報告があります。
② 回復期または栄養不良の70歳以上の高齢者370名(試験群203名、80.3±0.52歳)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、L-オルニチン(L-オルニチン-α-ケトグルタル酸塩)を10g/日、2カ月間摂取させたところ、体重、食欲指数及び血清アルブミン、トランスフェリン濃度の増加が認められたという報告があります。